参拝の際、神様にお願い事だけしていませんか?
参拝する時に大切なのは神様への感謝の心です。
まず最初に、参拝出来たことに感謝の気持ちをお伝えしましょう。また、あなたやあなたの大切な家族や友人が元気でいることに感謝しましょう。
お願い事はできるだけ具体的にします。 願い事を叶えるためにあなた自身も努力をすることを神様に誓いましょう。 その上で「どうぞ、お導きください」とお願いします。
そして、自分の幸せだけでなく周りの人の幸せも願う…そういう心がけが大切なのです。
1.境内の入口にある鳥居、ここは神社の玄関にあたります。
鳥居の中央を避け左右どちらか少しずれて立ちます。
心を落ち着かせ静かに一礼しましょう。
鳥居から本殿へ続く道、参道は神様の通るところなので、ここでも左右どちらか少しずれて端寄りを通り、手水舎へ向かいます。
2.手水舎で手と口をすすぎます。左の手から洗います。
まず右手に柄杓を持ち左手に水をかけ、次に柄杓を左手に持ち替えて、右手を洗います。そしてもう一度右手に柄杓を持ち、左の手の平で水を受け、口をすすぎます。柄杓に直接口をつけてはいけません。
最後にもう一度左手を洗います。
3.参道を通り拝殿に向かいます。
拝殿の正面に立ち軽くおじぎをし、鈴があれば力強く鳴らし、お賽銭は賽銭箱になるべく手を近づけて静かにそっと滑らすように入れます。
(お金を投げ入れるのは神様に対して、大変失礼な行為になるのでやめましょう。)
4.二拝二拍手一拝で拝礼します(出雲大社の場合はニ礼四拍手一礼)
まず、深いおじぎを二回します。(腰を90度に曲げる)
次に両手を胸の高さで合わせ、右手を少し手前に引き、 さらに少し下げます。(これは、両手の節を合わせると「不幸せ」になると云われるところからきています。)
そして両手を肩幅程度に開いて拍手を二回打ちます。
そして両手をきちんと合わせお祈りをします。終わると、両手を下ろし再び深いお辞儀を二回します。(腰を90度に曲げる。)
最後に軽くおじぎをします。
4.少し後ろへ下がり会釈をして拝殿から退きます。
神社を後にするときは境内から鳥居をくぐって出たら社殿に向かい、「ありがとうございました」の気持ちを込めて浅く一礼します。