日本国の始まりでもあり、「日本人のルーツ」とされるこの出雲の地には、古事記や日本書紀に記されている場所が、今も尚、大切に守り受け継がれてきています。 ここでは一般に「出雲神話」と分類される主な神話とそれに関連するスポットを紹介します。

「神話」というと、作られたおとぎ話のように受け止められるかもしれませんが、現代に通じる部分はたくさんあるのです。

例えば、高天原を追放された須佐之男命（スサノヲノミコト）が、大蛇を退治して姫神を助ける八岐大蛇（ヤマタノオロチ）伝説は、まさに、神代の時代の“アドベンチャーロマンス”です。

美しい姫を巡り、兄弟神に迫害された大国主神（オオクニヌシノカミ）を助けた母神のお話の中では、子を想う母の愛の力強さが描かれています。

神代の時代から大切に守られ、語り伝えられてきた神話には現代人が抱えているような悩みや、苦しみを解くヒントが秘められているのかもしれませんね。

出雲神話についての詳しいお話や、登場する現存しているスポットは、

• 古代出雲王朝系図
• 国引き神話とゆかりの地
• 国譲り神話とゆかりの地
• ヤマタノオロチ伝説とゆかりの地
• 大国主神の物語とゆかりの地
• 大国主御子神とゆかりの地

の各ページでご紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。