主祭神名 | 須佐之男命、櫛名田比売命 |
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ヨミ | スサノヲノミコト、クシナダヒメ |
このスポットのご利益 | 縁結び、良縁成就、夫婦円満、子授・安産、除災招福、諸願成就 |
八岐大蛇退治で名高いスサノヲノミコトと、国の乙女の花と歌われた櫛名田比売命(クシナダヒメ)の夫婦が祭神で、恋愛成就の大神として知られるパワースポットです。 八重垣神社はクシナダヒメが、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の難を避けるために避難したといわれる場所です。
ヤマタノオロチを退治するときスサノヲノミコトがクシナダヒメを佐草の里の大杉(奥の院)を中心に八重垣を造って隠しました。 そして大蛇を退治して、日本最古の和歌といわれる「八雲立つ出雲八重垣妻込みに八重垣造る其の八重垣を」という喜びの歌を詠ったそうです。 この歌は、「出雲」の国名の由来でもあります。
この神社の敷地内にある鏡の池は良縁を願う若い女性に人気があります。
社殿後方には「奥の院」が鎮座し、「鏡の池」と呼ばれる神池や「夫婦杉」と呼ばれる2本の大杉、「連理の椿」があります。
「鏡の池」はクシナダヒメが、スサノヲノミコトに勧められ、この社でヤマタノオロチから身を隠している間、鏡代わりに姿を映したと伝えられるもので、良縁占い(銭占い)ができます。 社務所で売られている薄い半紙の中央に、小銭を乗せて池に浮かべると、お告げの文字が浮かぶという手法。紙が遠くの方へ流れていけば、遠くの人と縁があり、早く沈めば、早く縁づくといわれています。
このため、軽い1円玉を使うのを避けて、10円もしくは100円で占いを行うといいかもしれません。
また、紙の上をイモリが横切って泳いでいくと、大変な吉縁に恵まれるそうです。
境内にある椿(つばき)の中に夫婦椿があります。
夫婦椿とは、二本の木が一本の木になっている椿でとても珍しい椿です。
その上、年によっては二葉が現れることもあってその葉がまるで愛の象徴であるかのようにハート型になっています。
椿をシンボルとしている資生堂の方々はこの珍しい椿のある八重垣神社に参拝されるそうです。
松江市営バス(八重垣神社行き)JR松江駅→八重垣神社降車